さようならシュロ竹
悲しいお知らせをしなくてはなりません。
灰色の手を持つ女(=私)に買われて以降、元気のなくなる一方だったシュロ竹が、とうとう、こんな姿になってしまいました。
思い起こせばゴールデンウィーク頃。
灰色の手であるにも関わらず、
「シュロ竹が枯れるのは根詰まりが原因らしいから、植え替えをして、根を手入れしてあげなくちゃ!」
と張り切って植え替えなぞしてしまったのが間違いだったのかもしれません。
灰色の手のくせに頑張りすぎました。
ここまで枯れてしまうと、見るたびに、心癒されるどころか凹んでしまうので、そろそろ始末をさせてもらおうかと思っています。
ごめんなさい、そして、さようならシュロ竹。
植物を枯らしてしまった話を友人にしたところ、
「でも、こないだオーラの泉で、『植物が枯れるのは、その人の身代わりになって枯れてくれているんだ』って言っていたよ」
と、なぐさめているのかどうかよくわからないコメントをもらいました。
枯れ果てたシュロ竹を見るにつけ、
「自分がこんな風になったら大変だ!次の身代わりを探さなきゃ」
と思わないこともありません。
身代わりかどうかは置いておいたとしても、やっぱり部屋に緑は欲しいもの。
動物愛護団体ならぬ植物愛護団体があったら、
「灰色の手のくせに、植物なぞ育てるな」
と怒られそうな気もしますし、また枯らしてしまうのも切ないので、どうしようかと考えています。
・シュロ竹が育つ家