友人の結婚式にて

先月、今月と、続けて、大学時代の友人の結婚式がありました。
自分自身には、いますぐの結婚願望がなくても、やっぱり、人の結婚式に出て幸せそうな姿を見ると、結婚って良さそうだな、とか思ったりはしてしまいます。
まあ、今回は2回とも男友達の結婚式だったので、そこまで自己投影してしまうことはなかったのですが。

先月出席したのは神前式の式、今月出席したのはカトリック教会での式。
教会の神父さんのお説教が非常に印象的?だったので、ちょっとブログに残しておきたいと思います。

神父さん曰く

人というのは、結婚をすることで、初めて、「本当の人間になる」

とのこと。
新郎新婦に対しては、

本日、「本当の人間」になるために、ここに夫婦となることを誓いますか?

という問いかけ。


とにかく、神は世の中に男と女をつくり、男と女が結ばれて夫婦となることで「本当の人間」になる、ということが、非常に何度も繰り返し強調されておりました。


うーん。
30過ぎて独身でマンションまで買ってしまった私は、「本当の人間」になれるのでしょうか?
結婚式でのお説教とはいえ、この多様化の時代に、まるで「独身は人間じゃない」的なお説教はどうなんでしょうねぇ・・・

まあ、確かに、少子高齢化社会においては、きちんと結婚して、子供を2〜3人産んだ人こそが、社会への責任を果たした真の人間なのかもしれません・・・

式の帰りは、独身の友人と、「本当の人間じゃない者同士、頑張ろうねぇ」と自嘲的になぐさめあってしまいました。
本当の人間への道のりは遠いです・・・