マンション理事の輪番制について

先日のマンション理事会のもう1つの議案は、マンション理事の輪番制についてでした。
これまで、築10年近いうちのマンションでは、ずっと、立候補・推薦という方法を中心に、理事を決めてきたようです。その結果、小さいマンションではありますが、理事経験回数が多い人、少ない人にかなりの差が出てきてしまったとのこと。
これを解消し、全員が一度は理事長を経験するようにしよう、ということで、理事輪番制という話が出てきました。

確かに輪番制の方が、公平感はあります。
忙しいのは誰でも同じだと思いますし。
私自身は、ファミリーが多いマンションの中で、おそらくたった1つの単身世帯。
しかも仕事は忙しく、朝から夜中まで不在にしていることが多いので、そんな状態で、理事長なんて・・・とも思います。
が、マンション管理は自分にとっても大事な問題ですし、できるだけきちんと関与したいという気持ちもあるので、私自身が理事長をやることはやぶさかではないです。

ですが、一度も総会にも出てきてないような人が、突然理事長になって、うまく回るものなのでしょうか?
現状、1年ごとに交代する理事長の引継ぎも、そこまで十分ではなさそうな状態でしたし、機械的に輪番にしてしまって果たしてうまくいくのだろうか、というのは疑問です。

マンション管理組合というのは、毎年理事を選出はするものの、会社組織と違って、基本的にフラットで、上下関係が無く、リーダーが居ないので、いろいろと意思決定や運営が難しそうですよね。

実家は戸建てだったので、管理組合はありませんでした。町内会、自治会というのがそれに近いものなのかもしれませんが、やはり、同じ建物を共有しているコミュニティと、別個の家に住むご近所コミュニティとでは、少し考え方が違うような気もします。

いろいろと初めてのことばかりで疑問に思うことも多いので、他のマンションがどうされているのか、教えていただけるとありがたいです。