マンション防犯カメラのハード故障

先週、私が理事になって初めて、マンションの理事会がありました。

参加者は、理事長を始めとした理事が、私を含めて3人。
(本当はもう一人いるのですが、お仕事で欠席とのこと)
管理会社の人が1名、あと、設置している防犯カメラについての説明があるということで、防犯カメラのメーカーの人が1名同席し、計5名でした。

議題の1つは、防犯カメラのハードディスク故障の件。
3年ほど前に設置した防犯カメラ。実は、ハードディスクがクラッシュしていて、全く映像が残っていなかったということが、先日、発覚しました。
防犯カメラの映像は、普段何事もなければ確認しないので、故障に気づきにくい、という問題があります。

管理会社の提案で、ハード故障にも対応できるように保守契約をつけよう、という話になったのですが、保守をつけても、年に1回のメンテナンスがされるだけで、故障に気づけるよう常に監視をしてもらえるわけではありません。

映像がきちんととれているかどうか、毎日管理人さんに見てもらおう、という話にもなったのですが、やはり、住民のプライバシーに関わる映像になるため、それをチェックする業務を管理人の仕事にするのも難しい、とのこと。

結局、管理人さんに、毎日、きちんと作動しているかどうかという点だけを確認してもらうおうという話になりました。

それにしても、高いお金を払って防犯カメラを導入しているにも関わらず、故障していても全然気づけないような状態で、3年間も放置しておくなんて・・・。
管理会社も、防犯カメラ屋さんも、保守契約があろうとなかろうと、もうちょっと、運用部分までサポート、アドバイスしてくれても良いものではないでしょうか?
毎日のチェックが必要なのであれば、導入時にそういう提案もしてくれるべきだったのではないか、と感じます。


私も、まだ越してきて1年ちょっとで分からないことも多いので、大勢いる総会では、わりと大人しくしているのですが、今回は、理事にもなって、少人数での話し合いなので、いろいろと疑問もぶつけてみましたが、まだ、どうも腑に落ちない点も多いです。

よく「中古マンションは管理を買え」といいますが、その通りだと思います。
ただ、立地や物件のスペックは購入後に変更はできませんが、管理は住む人の考え方次第で改善していけるもの。
ちょうど理事なったのも良い機会なので、私も、勉強も兼ねて、疑問に思う点を払拭し、管理改善に少しでも貢献していければと思っています。