父は田舎に家探し、娘は都心にマンション探し

リタイアをした父が、4月からの田舎暮らしに向けて、本格的に準備を始めています。
すでにおおよそ、物件に目処をつけているようです。
私がマンション探しを始めるよりも前から探していたので、かれこれ2年近く探していたことになるでしょうか?

【物件の概要】
長野県。新宿からバスで3時間程度
169平米の家、696平米の土地、530平米の田畑
が付いているそうです。


私のマンション探しの方は、

「50平米もあると広すぎて贅沢かしら・・・でも40平米は無いとちょっと・・・」

なんて考えて、セコセコと数平米の違いにこだわっているというのに、やっぱり田舎はスケールが違いますねぇ。
10平米くらいの差なんて、あっても無くても同じだろう、という気にさせられます。

築年は古く、下水道が来ていないので(いわゆるボットン便所というやつ)、その辺を工事する必要はあるようなのですが、まあ、そのままでも住めそうな家だそうです。


父は、すっかり腰を落ち着けて田舎暮らしをする気満々なので、購入を希望しているのですが、先方から

「まずは賃貸で様子を見ましょう」

ということを言われ、ひとまずは賃貸(月2万円)で暮らし始めることになりました。

確かに、意気込んで田舎暮らしを始めても、合わないこともあるかもしれないし、思わぬことでつまづく可能性もありますし、最初の1〜2年は賃貸で住んでみた方が、双方にとって無難なのかな、と思います。

鉄腕DASHDASH村のような生活を目指している父は、今から、米をつくって、野菜を育てて、鶏を飼って・・・などと夢が膨らんでいて楽しそうです。
(男の人って、いくつになっても少年のようですよね・・・)

ともあれ、遊びに行く田舎が出来るのは、私としてもそれなりに楽しいかもしれません。両親とも都内出身だったので、子どもの頃から「帰省」の概念がなく、夏休みやお正月に田舎に帰る友達を羨ましく思っていました。

私自身も、今はとにかく都心にこだわって、マンション探しをしていますが、

一生ずっと都心に住み続けたいのか?

といわれると、ちょっと考えてしまいます。
父のところで田舎暮らしの疑似体験ができたらな、と思います。

そんなこんなで、父の家探しはそろそろ終わりを迎えそうな様子。
私のマンション探しも、そろそろ良い結末を迎えたいところなのですが、まだまだいろいろと悩みは尽きず、もう少しゆっくりと探すことになりそうです。