家賃はもったいない?

ちょっと前まで実家暮らしだったので、どうしても、家賃出費は
「もったいない感」が大きいです。
性格的にも「固定費」が嫌い。
だから、今の家を借りるときも、2年間の契約をするにあたって

家賃10万円 × 24ヶ月 +礼金・敷金 = 約300万円 

で、2年間の都心生活を買った!と考えることにしました。
その方が、今後2年間ずっと、家賃を10万円ずつ払っていかなくてはいけない
と考えるよりも、納得感があったというか、お得感があったというか。
だからこそ、3年目の契約更新をするつもりはありません。
やっぱり、ずっと払っていくならば、あとにモノが残る住宅ローンの方が良いかな、
と思います。

私の場合は、まだ一人暮らし暦も短いので、「300万で2年間の都心生活♪」
とか言っていられますが、
たとえば、同じくらいの年で、学生の頃から一人暮らしをしていたとすると、
平均家賃を8万円としても

8万円 × 12ヶ月 × 12年間 = 1152万円!!

これに敷金・礼金、更新手数料なんかも考えたら、
合わせて1300万円くらいは家賃に使っていることになります。

1300万円も頭金があったら、かなり幅広い選択肢で
マンション購入ができるではないですか!

あとになってからこれらを積算して、初老を迎えた頃とかに
「あ〜、こんなことならあの頃買っておきべきだった・・・」
と嘆くのは嫌だな、と。


そうはいいつつも、「固定費」と同じくらいに、実は「ローン」も嫌いです。
カードでの買い物もほとんどしません。
モノが手に入っているにも関わらず、その対価を支払っていない状況が
とにかく気持ち悪い。

大学時代、友人のRちゃんが、冬物のコートを24回払いで購入したのには
驚きでした!
暑い夏を迎えても、暑苦しいコートのローンを支払い続けるなんて、
信じられません。

だから、本当は住宅ローンも嫌なんです。
ただ、ここまで買うモノの規模が大きくなると、感覚がマヒするというか、
どうでもよくなるというか。
諦めに似た感覚にはなりますね。

今度は逆に、大きな買い物を、住宅ローン返済という「固定費」に置き換えて
考えなくては。
はぁ。家選びは楽しいのですが、お金の計算は気が重くなりますね。