インフルエンザとタミフル

インフルエンザにかかりました。流行モノに鈍感な私は、毎年、普通の風邪は1〜2回ひくものの、あまりインフルエンザにはかからなかったのですが、今年はやられました。

最初は熱は37度ちょっとだったのですが、明らかに調子が悪いのですぐに病院へ。
病院では、

「このくらいの熱だと、インフルエンザだとしても、検査結果が出ないこともありますが、検査しますか?」

と聞かれ、

「一応お願いします」

とお願いして検査してみたところ、【インフルエンザA型】でした。

インフルエンザという診断ですので、当然、今、異常行動で話題のタミフルを処方されました。


病院の先生は、タミフル5日間分を処方しつつ、

●異常行動がマスコミでも話題になっている
 因果関係は不明だが、一応注意して服用して欲しい
●異常行動で騒がれてはいるが、特に問題なければ、
 5日間分、服用し続けるように

ということを説明しました。


病院を出たあと、処方箋薬局で薬を待たされ、家に帰ってから熱を計ったら、39度。つらくなってきました。

マンションから飛び降りるとか、突然トラックに突っ込んでしまうといった異常行動。
薬の副作用でそんなことが起こるのは非常に恐ろしいですが、異常行動が起こっているのは、皆10代の若者たち。
私は今年33歳にもなるわけだし、さすがに精神的にも安定していてタミフルには負けないだろう!と思い、むしろ高熱からくるツラさの方に負けてしまいそうだったので、医師に言われたとおり、1日2回、タミフルを飲みました。


初日の夜は、熱が39.8度まであがり、死にそうでした。
大人になってからここまで高熱が出たのは初めてかもしれません。
タミフルの影響ではないと思いますが、ちょっと精神状態はおかしかった気がします。
ちょうど、会社の人に借りた漫画「DEATH NOTE」を読んだばっかりだったので、なんだか変な夢を見てうなされました。

朝起きても熱が下がらずどうしたものかと思いましたが、そのまま寝ていたら、夕方には、37度台、夜には平熱の36度台に戻りました。


ということで、タミフルのおかげで、インフルエンザに苦しみからは24時間程度で解放されましたが、問題は、熱が下がった今、タミフルを飲み続けるかどうかということ。
会社を休んで、珍しく昼のワイドショーなんかを見ていると、話題はタミフルの異常行動のことばかり。厚労省が10代への処方を中止するようにという緊急指示を出したというニュースも。
医者には飲み続けるように言われましたが、熱も下がったし、やめてもいいかな、と思い、飲むのはやめてしまいました。


それにしても、「タミフル」はインフルエンザの特効薬として期待される役割が大きいだけに、早くこの問題はクリアにして欲しいですね。
今年は、例年に比べてインフルエンザの流行シーズンが遅れており、ピークはこれからなのだそうです。早くこの副作用問題が解決し、これ以上の犠牲者が出ないことを願います。

・病気のときは駅近便利