契約前に確認すべきこと

白金高輪の中古マンションの申込みをした後、住宅に詳しい知り合いに相談をしたところ、

修繕積立金の積み立て状況
●管理組合の総会議事録


の2点は必ず確認させてもらいなさい、というアドバイスを受けました。
早速、不動産屋さんに連絡をして手配をしてもらいました。
中身を確認したところ、特に問題はなさそうでした。

修繕積立金の積み立て状況

正直なところ、どのくらいの積み立て金があれば良いといえるのか、といった基準はよくわかりませんが、まあ問題なさそうかな、という気はしました。

築8年なので、まだ修繕積立金を使ったことはなく、着々と積み立てられていました。
また、管理費の方からも、ときどき、余ったお金を修繕積立金の方に積み増しもされているようです。
築10年くらいで大規模修繕をするのであれば、そろそろ、修繕計画などが出てきていても良い頃なのですが、まだ、外装も含め、傷みが少ないので、10年では大規模修繕には着手しないのでは?というお話でした。


●管理組合の総会議事録

議事録を見ると、管理組合がどのように運営されているのかがよくわかります。

このマンションの場合は、数年前、すぐ隣に大規模なマンションが建設される際に、少し反対運動などをした経緯があり、その際に住人同志が結束したため、管理組合の方はきちんと運営されている様子でした。

・防犯カメラの設置
・1世帯2代目以降の駐輪場の有料化


などが、話し合われて、議決されていく様子が分かりました。

また、管理組合の理事の方が、全員女性だったのも、なんとなく心強い気がしました。

相談した知り合いは、自分のマンション(神奈川県茅ヶ崎市)は管理組合は男社会(とまでは言わないが、男性が取り仕切ることが多い)なのに、このマンションは理事が全員女性だったということに、とても驚いていました。
やっぱり、都心マンションの方が、女性の発言力が大きいのか!?

その他、契約前に確認したいことというと、構造設計ですが、こちらは、きちんとした審査をするのには300万円くらいお金がかかるので、さすがにできません。
この物件は、規制緩和で民間委託が始まる前の物件なので、監査は港区建築課がやってました。

ということで、ひととおり確認すべきことを確認し、いよいよ契約へと進みます。