買い時かどうか?

また、不動産バブルがやってくる———そんな話をよく聞くようになりました。
確かに、日経平均はあっという間に15,000円を超え、日経新聞の一面を飾る見出しも、企業の設備投資が●%アップとか、●%の企業が増配とか、そんな景気の良い話ばかりというのが、ここ最近の印象です。
↑すみません、経済強くないんで、数字はぼやかしました・・・

マンション購入を真剣に考えているワタシとしては・・・

あせります!!とにかくあせりますね。

うかうかしていると、私のようなシングル女性がポーンと都心にマンションを買えるような時代は、すぐに終わってしまうのかもしれない・・・
金利も確実に上昇しそうだし、今、このタイミングを逃したら、マンションを持つことなんて一生叶わないかもしれない・・・

そう思うと、すぐにでも、竣工済マンションか中古マンションを探して、早く契約書にハンコを押したい気持ちでいっぱいになります。

しかし、マンションは大きな買い物。
そんなにあせって買ってはいけない!と、横から冷静になだめる自分もいたりして。

「買い時」かそうでないかによって、ここまで損得がはっきりするモノもないですよね。

物件価格も金利も上がってきているし、今まだ探している時点で、
少なくとも【一番の】買い時はすでに逃している、と言えるのかもしれません。
あきらかに、昨年中に買った人の方がお得だったんじゃないかな、と。
竣工が遅い物件になればなるほど、さらに金利があがってなんじゃないかな、と。

でも、ふと気づきました。
私は別に「得をしたい」からマンションを買うわけではないと。
もちろん、将来賃貸に出すこともあり得るとは思っていますが、基本的には、自分が住むために、もっと広い家で快適に暮らすために、買うわけであって、利回りで単純に損得勘定をすればいい、投資家とは違うんですよね。

つまり、月並みな結びではありますが、自分がマンションを欲しいと思ったとき、欲しいと思うマンションに出会えたときこそが、「買い時」なのかな、と。
そんなことを考えつつ、今週末こそは、物件探しを再開させようと心に決めたのでした。


【おまけ】
私よりも10歳〜20歳くらい年上の方に、
「最近、物件価格もあがってきたし、金利も上昇傾向。買い時を逃した〜!!」
とか言うと、きっと怒られますよね。

実際に、一流企業にお勤めの立派なサラリーマンが、
「これが首都圏に家を買える最後のチャンス!!」
とばかりに、通勤に2時間かかるような場所にマンションや戸建を購入されたというお話は、バブル時代の伝説のように、よく聞かされます。

それを思うと、若干の上昇傾向はあるものの、やっぱり私のようなシングル女性が、都心にマンションを買えるなんて、良い時代になったものだと思います。